このシリーズの暦について原作ではっきり明記はありませんがおそらく旧暦と思われます。
あまり原作で明記されていない部分を推測でwikiに書きたくありませんが時期の把握のためこちらの年表では旧暦として考えて記載いたします。
元号が分からない場合は西暦で記載します。
百日紅様の年表を参考に記載している箇所がございます。こちらは西暦と年齢も共に載っているので是非ご覧ください。
あまり原作で明記されていない部分を推測でwikiに書きたくありませんが時期の把握のためこちらの年表では旧暦として考えて記載いたします。
元号が分からない場合は西暦で記載します。
百日紅様の年表を参考に記載している箇所がございます。こちらは西暦と年齢も共に載っているので是非ご覧ください。
年号 | 時期 | 事柄 |
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猿と烏、荒山共同統治 | ||
約1495年 | 弥栄の烏より500年前 | 都から来た烏の眷属と雷神が荒山に。 |
天明4年 (1784年) | 弥栄の烏より211年前 | 大天狗と八咫烏の取引の最古の記録。 |
明亀28年 | 弥栄の烏より約100年前 | サヨ神域へ戻らず、山神が怒り猿や八咫烏を滅ぼしかける。 那律彦、山神の呪いを受け博陸候景樹を山内へ逃がし禁門を閉じ神域で息絶える。 博陸候景樹山神や金烏にまつわる書物の焚書を行う。 |
黄金の烏より数十年前 | 朔王が谷間の自治を開始。 長津彦、朔王と不可侵協定を結ぶ。 鉄と塩の価格が大暴落。 朔王、谷間の隧道を封鎖。 | |
1962年 | ふゆきにおもうより約20年前 | 梓、冬木の女童になる。 |
1963年 | 浮雲登殿より1年前 春 | 梅見の宴。 倫、怜、浮雲を垣間見る。 |
1964年 | 浮雲、夕蝉、十六夜、六つの花、桜花宮へ登殿。 怜、才試みにうかり中央へ。 夕蝉、長束を懐妊し入内。他の三姫が返される。 | |
1965年 | 長束誕生 | |
1967年 | 冬木、雪正に会う。 | |
1969年 | 浮雲、あせびを懐妊。 | |
1970年 | あせび誕生。 十六夜、捺美彦の側室に。 | |
1971年 | 奈月彦誕生 | |
1973年 | 梓、雪正の妻に。 雪馬誕生。 冬木、雪馬を脅して懐妊。 | |
1974年 | 雪哉誕生。 | |
1975年 | 奈月彦への日嗣の御子譲位が決まる。 藤波誕生。十六夜死亡。 奈月彦、長津彦のもとへ。 長束、奈月彦への日嗣の御子の座を譲る(有名無実) | |
初夏 | 浜木綿の両親、煒と夕虹が失脚し融が南家当主に。 浜木綿逃亡。 | |
藤波が成人し、浮雲が羽母になる。 | ||
冬 | 浜木綿、奈月彦と会う。 | |
1977年 | 春 | 奈月彦5、6歳の頃、奈月彦、すみと屋敷を抜け出して東領との境目の崖へ遊びに行く。 |
1978年 | 南家(+東家)と西家(+北家)の政争。 | |
1980年 | 長津彦の崩御。 奈月彦、西家に移動。 | |
春 | 明留、西家で奈月彦に会う。~浮雲、怜に刺され死亡。 | |
長束が出家し、奈月彦に正式に日嗣の御子の座を譲る。 浜木綿、南家当主融の養女に。 | ||
1982年 | 一巳、初めて白珠に会う。 | |
夏 | 中央山下方の水売りの井戸が枯れ始まる。 | |
寛烏元年 | 藤波のもとに奈月彦が来ていることが発覚。 | |
寛烏3年 | 春 | 雪哉と雪雉、綻びに巻き込まれる。 |
環の君、紅葉御殿へ。 | ||
寛烏5年 | 冬 | 白珠、一巳と一巳の手入れした萩の花を見に行く。 |
寛烏6年 | 春・新年 | 双葉、暴漢に襲われる。 雪哉(13歳)、新年の席で和麿に報復、代理で奈月彦の側仕えになることが決まる。 |
春・2月 | 祈年祭前の北領武術大会で雪哉が市柳をしばく。~奈月彦(17歳)、外界から山内へ帰還。 明留、奈月彦帰還後最初の側仕えとして招陽宮へ出向くがその日のうちに西家へ返される。 | |
春・3月 | 四家の姫桜花宮へ登殿。(四月段階;浜木綿18歳、あせび18歳、真赭16歳、白珠15歳) 雪哉宮仕えへ出向く。 雪哉初日の業務後奈月彦に近習になれと言われる。 | |
春・3月 | 上司の節句にて、奈月彦側仕えを連れて桜花宮の近くを通る。 | |
4月頃 | 宮仕えから半月後、紫宸殿での御前会議。 翌朝、雪哉、奈月彦に連れられ花街の梢月楼へ。 一泊後、奈月彦、梢月楼からの帰りに命を狙われる。 梢月楼へ戻り二度目の近習の誘い。雪哉近習となる。 雪哉、奈月彦は谷間の賭場へ。博打で負け雪哉は谷間に身を売られる。 | |
5月頃 | 博打から一月半後、雪哉、谷間で奈月彦暗殺を企てた者らの会議を見る。 和満、会議の場で路近により殺害。 翌日、奈月彦、雪哉を回収に来る。 | |
夏・5月 | 端午の節句にて、奈月彦、雪哉と一巳を連れ桜花宮へ。 雪哉桜花宮の儀式の場へ落とされる。 桜花宮から戻った後招陽宮へ敦房が訪ねてくる。 | |
秋・7月 | 七夕にて、奈月彦、南家当主との会談へ。 宴後まもなく敦房が切られたという報せが入り梢月楼へ。 敦房、奈月彦暗殺に失敗、捕らえられる。 | |
秋 | 早桃の窃盗騒ぎ。 窃盗騒ぎの翌日、早桃行方不明。 | |
冬 | 一巳、冬殿の白珠の元を訪れ次の月の無い晩に迎えに来る事を告げる。 | |
冬 | 昼間、早桃の死亡が発覚。 晩、嘉助、秋殿へ忍び込み打ち首。同時刻、一巳が白珠を迎えに来るが失敗。 | |
冬 | 浜木綿、桜花宮から逃亡。 | |
秋 | 松韻散る。 | |
初音の夫の井戸が枯れる。 | ||
寛烏7年 | 春・3月 | 撫子、浜木綿の代わりに登殿。 撫子登殿から数日後、奈月彦花の宴に乱入、正室に浜木綿を選ぶ。 |
4月 | 桜の君が決定。 雪哉、近習を辞め垂氷郷へ帰る。 | |
春 | 市柳、公近、頸草院入峰。 | |
猿の佐座木襲撃。 | ||
夏・6月 | 田植え前の時期(※雪哉が近習を辞して二月後)、正気を失った大烏が垂氷郷を襲う。(雪哉15歳) 奈月彦、仙人蓋を追って垂氷郷へ、雪哉と再会。 ※日毎のできごとは第三作目【黄金の烏(きんのからす)】時系列表?に記載。 | |
夏・6月 | 裏切者の捕縛と侵入経路の閉鎖により人食い猿の侵攻が収束。~雪哉が真の金烏に忠誠を誓う。 | |
猿、諜報員を育て始める。 | ||
寛烏8年 | 春 | 雪哉、頸草院入峰。他同期入峰:茂丸、明留、千早、桔苹、久弥、辰都、定守 |
秋 | 雪哉、用兵術の授業にて当代最高の軍師・兵法教官翠寛を打ち負かす。 翠寛、頸草院院士を辞任。 公近、頸草院を中退。 | |
寛烏9年 | 春 | 小漉、鉄丙、昭時、頸草院入峰。 |
冬~春頃 | 雪哉草牙、笙澪会にて羽林天軍現役上級武官を打ち負かす。 | |
夏・5月 | 端午の節句、雪哉草牙、花形射手を務める。 雪哉と真赭に縁談が上がるがすぐに破棄となる。 | |
登喜次、金魚好みを献上。 | ||
寛烏10年 | 春・3月 | 明留草牙、霜試合格後貞木に進級せず頸草院中退、奈月彦の近習となる。 市柳、勁草院卒院、雪哉の推薦で招陽宮護衛の任に就く。 |
春 | 治真、頸草院入峰。 | |
寛烏11年 | 春 | 雪哉貞木の嵐試中に再び猿が現れ、治真が攫われる。 那律彦、百年ぶりに山内へ帰還。遺体を空だった棺におさめ葬儀が行われる。 |
春・3月 | 雪哉頸草院を首席で卒業、同じく次席千早、第三席茂丸、共に山内衆となる。 朝廷の機能を一時的に離宮・凌雲宮へ移すことが決定。 | |
寛烏12年 | 春・3月 | 朝廷、凌雲宮へ移動。奈月彦による大規模な改革。奈月彦は四家のうち二家を後ろ盾に自身を中心とする政治体制を確立。 浜木綿、流産。 先代の玉依姫が山神を産み逃げる。山内を未曾有の大地震が襲う。山神、人間の肉を口にする。 禁門が山神によって開かれ烏の招集がかけられ奈月彦、山神に仕える。同時に雪哉、山内の参謀役となる。 |
春 | 雪雉、勁草院入峰。雪哉、勁草院の兵術院士就任。 | |
6月頃 | 地震から三ヶ月、奈月彦、御供の世話をするよう山神から命令を受ける。 | |
寛烏13年 (1995年) | 5月 | 志帆、山内村へ。御供となる。 志帆が神域に来て11日目、志帆が逃げ山神が暴走。奈月彦、腕に呪いを受ける。澄尾、瀕死の重体左腕左脚を切断。茂丸、小漉、裕江死亡。 志帆、逃げた先の潤天のロッジにて少年姿の『英雄』より仔犬のモモを預かる。 翌日、志帆神域に戻る。 |
志帆、澄尾を治癒。真赭、山神の命令で志帆の世話係となる。 | ||
8月頃 | 志帆が神域に戻ってから三ヶ月後、少年姿の『英雄』潤天と奈月彦の前に現れ忠告する。久乃が潤天のロッジに訪ねてくる。 奈月彦と順天が志帆と久乃を会わせるが志帆は久乃を追い返す。 | |
夏 | 久乃、山内村を訪れた際に怨霊と化したサヨに心臓を握り潰され死亡。 奈月彦、那律彦が山神を裏切った時の記憶を取り戻す。 山神、志帆が久乃の葬儀のために一度に山内村へ行くことを許す。 神域から志帆が逃げてきたと誤解され志帆は龍ヶ沼に沈められる。 山神、怒り狂い山内村を滅ぼしに飛び立つ。山神『英雄』に倒される。 猿が山内を襲撃、猿と八咫烏の全面戦争。猿を殲滅、八咫烏が勝利する。 マドカ、ヨータの敵討ちに失敗、雪哉に返り討ちに遭い死亡。 | |
秋 | 猿の襲撃から三ヶ月、『英雄』新しい山神となり石になった禁門を元に戻し門を閉じる。 捺美彦から奈月彦への譲位が決まる。 浜木綿、子を身籠る。 | |
冬 | 荒魂、和魂と一つになり完全な山神へ。山神と玉依姫は椿と志帆の代で終わる。 | |
寛烏14年 | 春 | 澄尾、真赭に告白。結、谷間に居を移すために千早と喧嘩。 |
安永元年 | 捺美彦、突然の出家。奈月彦の即位。 | |
初夏 | 紫苑の宮、誕生。 | |
夏頃 | 雪哉、紫苑の宮に初めて会う。 | |
秋 | 結とシン、千早と明留に挨拶。 | |
? | 雪哉、茂丸の墓参り。みよしと会う。 | |
茜・葵誕生。 | ||
凪彦誕生。 | ||
安永6年 | 冬 | 紫苑寺の食事に毒が盛られる。 |
安永7年 | 千早の外界留学。 | |
安永8年 | 元日朝賀の挨拶。 東領の花祭り。 頼斗、雪哉と治真に挨拶。 雪哉、外界留学開始。 | |
安永9年 | 6月(涼暮月)3日 | 奈月彦崩御。蔵人頭明留と山内衆鹿島、死亡。 |
夕蝉、金烏代捺美彦より毒を賜ることが決定。 凪彦、即位。 | ||
? | 雪哉、出家し雪斎に改名。四家当主の承認を受け、黄烏に。 | |
2008年*1 | 金烏の代替わり。 地下街と中央の相互不可侵の密約を雪斎によって反故にされる。 谷間の賭場や女郎宿に退去の命令が出る。 命令を無視したとされる各所に羽林天軍が送り込まれる。 助けを求めた谷間の人々が地下街に逃げ込み、親分衆たちが羽林天軍を迎え討つ体制を整える。 地下街に逃げ込んだ一部の人が水場に大量の下剤を落とし、親分たちの食事に毒を入れる。 雪斎が親分衆に解毒剤を与える代わりに降伏を求めて使者を送るが親分衆は断る。 羽林天軍によって地下街が制圧される。 五歳程度だったトビに鵄が地下街の長に任命して中央の兵によって殺される。 | |
2009年 | 地下街から羽林天軍が撤退。 安原作助が行方不明になる。 | |
2013年 | 頼斗が勁草院を首席で卒業後、外界に留学する。 | |
2014年 | 迦亮が勁草院を卒業 | |
安原はじめが荒山の権利を相続する。 五人から山の売買の打診を受ける。 | ||
2016年 | 夏 | 頼斗が外界から帰還。 安原はじめが幽霊の誘導によって山内に入る。 トビが安原はじめを人質に取り雪斎と交渉をし、労役についている馬と女を開放する。 翌日、毒を盛られた解放された馬たちが解毒剤を求めて堤防へと戻ってくる。 安原はじめが頼斗とともに外界へと戻る。 |
※楽園の烏の弥栄の烏から二十年後というのを弥栄の烏のラスト(雪哉、紫苑の宮に初めて会う)からとしています。
旧暦と季節について
以下の表は現代の月と四季、旧暦の月と四季を大まかに比較したものとなります。括弧内の月名は小説に出てきたものだけでなくコミカライズで山内で使われていることが発覚したものも記載しています。
旧暦の四季は新年の日付が現代と異なるため現代の四季も異なります。またその新年の節目となる節分の日も現代の二月三日ごろではなく最大で三十日ほどずれることがあります。
以下の表ではそのズレを考慮せず平均した時期として記載しております。予めご了承ください。
二十四節気 | 旧暦 | 現代 | ||
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季節 | 月 | 季節 | 月 | |
立春(旧元旦) | 春 | 一月 | 冬 | 二月 |
雨水 | ||||
啓蟄 | 二月(梅見月) | 春 | 三月 | |
春分 | ||||
清明 | 三月(桜月) | 四月 | ||
穀雨 | ||||
立夏 | 夏 | 四月 | 五月 | |
小満 | ||||
芒種 | 五月(橘月) | 夏 | 六月 | |
夏至 | ||||
小暑 | 六月(涼暮月) | 七月 | ||
大暑 | ||||
立秋 | 秋 | 七月 | 八月 | |
処暑 | ||||
白露 | 八月 | 秋 | 九月 | |
秋分 | ||||
寒露 | 九月 | 十月 | ||
霜降 | ||||
立冬 | 冬 | 十月 | 十一月 | |
小雪 | ||||
大雪 | 十一月 | 冬 | 十二月 | |
冬至 | ||||
小寒 | 十二月 | 一月 | ||
大寒 | ||||
節分(旧大晦日) | 二月 |
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